民のしずく

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シャンパンの勘違い

昨日と今日でシャンパーニュについて調べていると、僕は大きな勘違いをしていることに気付かされた。というのも、あまりシャンパンとスパークリングワインの違いについて、興味を持っていなかったのだ。興味を持っていなかったというよりは、「ビールと発泡酒の違いくらいなのかな」なんて思っていただけだったのだが、調べれば調べるほど、もしかしたら僕は本当のシャンパンなど飲んだことがないのでは?と思わされる様になったのだ。

そもそも、シャンパンとは泡のあるワインという認識しか無かったのだが炭酸水の様に自然由来と人口的な炭酸の入れ方の違いでスパークリングワインと、シャンパンに分かれるのだと思っていたのだが、シャンパーニュという地名からシャンパンという名前が来ている事がシャンパンの由来になっている。

シャルドネについて調べていた時に、シャルドネ村という村があるのだが、そこからシャルドネが生まれたからシャルドネと呼ばれるのか、シャルドネという品種が先に生まれて、その名前を頂いた村なのか?という「鶏が先か卵が先か問題」の様な疑問もなく、シャンパーニュ地方から生まれるワインがシャンパンと呼ばれるという、かなりしっかりとした定義があるのだ。

さらに、シャンパーニュ地方の中でもシャンパンになれる品種は決まっていて、主に三種類が王道のシャンパンになれる品種になっている。正確にいうと全体的な品種の数は7種類なのだが、この7種しかシャンパンと名乗る事は出来ないのだ。

これからの季節にはパーティーヤイベントなどでお酒を飲むことも増えると思うが、そんな中で偽物のワイン通の様な人を、見つけるにはこのシャンパンの知識と前回の記事で触れたロゼの知識の根幹だけ触れておけば、見栄っ張りのワイン通もどきを見つけるのも簡単になるかもしれない。

というのも、シャンパーニュ地方の限られた品種を使った物しかシャンパンと名乗ることは出来ないのに対して、世間の認識は発泡性のワイン=シャンパンという認識が多い。

イベントなどで、シャンパンとうたっていながらスパークリングワインが用意されている事も少なくないはずだ。これは、お店側が悪意を持って騙してきている訳でもなく、ただ単にべきょう不足による勘違いという事もあると思う。

さらには、お酒を持ち込むようなイベントなどではインスタ映えを常に考える現代において、シャンパンとロゼはかなり優秀なアイテムになると思う。本当に味が好きで用意する人の方が少ないのでは無いか?と思うくらい今の時代はインスタを中心に回っていると思う。

その中で、ネットからの薄い知識とインスタ映えの出来るアイテムを武器に、知識をひけらかし通ぶる人は必ずといって出てくると思う。そんな人に、シャンパンについて質問をしてみると、面白い答えが帰ってくるかもしれない。

パーティーやイベントといえば、遊びの場だけでなく、ビジネスライクの物もあれば婚活の様な物もあると思う。そんな相手を選び抜くような環境の中で通ぶる薄い人間を見抜くには、案外シャンパンの知識は使えるのかもしれない。

勿論僕はただ単に興味を持っているし、知識もネットの物からになるので、間違って居れバ指摘を貰えると嬉しいし、指摘する側の知識の層も厚くなる可能性も生まれるのでお互いが成長するためにも指摘をしてほしい人間なのだが、本当に知的な人は聞かない限りひけらかすような事をしないと、勝手に思っている。

真のお金持ちがお金を持っているアピールをしないように、真の知的な人は聞かない限りは知識をひけらかさない気がする。サンプル数も一の意見なので、なんとも言い難いが、ただ単にワインの知識を学ぶだけでは飽きも来てしまうかもしれないので、少し方向性を変えた知識の使い方をしてみても面白いかもしれない。

シャンパンの知識に関してあまり触れることが出来なかったが、今回はこれまでしていた勘違いをしていた僕と同じような勘違いをしていた人に、気付いて貰う為の知識にだけ触れてみた。明日の記事で本格的な、7品種の知識や、シャンパーニュ地方の気候等について触れていければいいなと思う。