民のしずく

利便性のあるヒモを目指して活動しています。

別の角度から

今日は、少し変わった視点からワインの事について学んでみようと思った。やっぱり学習の敵は飽きだと思うので、毎日品種ばかりに触れていても、想像も尽きるとともに、飽きが来てしまう可能性があるので、飽きる前に飽きない為の対策が必用だからだ。

今のところは、ワインを学ぶとなると合わせる料理に、産地の土地柄、品種を学ぶことが多かったのだが、ワインの品種だけでなく、他にもワインに精通している品種があることに気付いたのだ。それが、「チーズ」である。

ビールといえば唐揚げ、ピザといえばコーラ、ワインといえばチーズくらい定番な物だったので、中々の盲点だったが、チーズの世界もカビの生えさせ方や製造方法など、結構奥の深い世界の可能性があるのだ。

しかもマリアージュ的な視点から見ても学んでおいて損も無いし、料理にも精通した知識を手に入れる事が出来る。ワインに料理にチーズ、この三角関係を作りあげる事で、関連付けの精度もあげながら飽き対策に使う事も出来る可能性もあるので、今日は軽くチーズについて触れてみた。

これが、また面白いもので、僕らが普段から触れていたのはただのチーズの一角に過ぎないくらい、品種も造られ方も色んな物があったのだ。チーズだけでもこんなに色々あるとなると、料理のさしすせそにも、事細かく掘り下げていけば奥の深い世界が待っているのかもしれない。

人生で最も終わることのない遊びといわれている、学び色んな人が色んな事に全人生を賭けてみても、尽きることの無い発見と知識の世界はかなり深い物なのだろうと、改めて痛感させられた物だ。

チーズについては、さわり程度しか触れていないが、チーズにも造られ方とかび方で呼び方が変わってくる。一般的なのは、フレッシュチーズだ。これは乳製品を発行させて熟成もカビも生えさせない方法で製造される。

スーパーなどで一般的に見受けられるクリームチーズや、モッツアレラチーズ、ケーキやパフェなどにも使われるマスカルポーネなどが代表的な物だろう。癖も少なく味などもフレッシュな比較的好まれやすいチーズである。

だが、フレッシュチーズは牛の乳から発行されるのに対して、山羊の乳から製造されるフレッシュチーズは、シェーブルと呼び名が変わるのだ。山羊の乳という事で少し、癖のあるフレッシュチーズとイメージしてもらうと、伝わりやすいのだが、元が山羊に変わるだけで名前の変わり方がえげつないのだ。

代表的なチーズの名前が、サントモール・ド・トゥレーヌやクロタン・ド・シャビニョールと必殺技みたいな名前のチーズなのだ。こんな名前のチーズ24年間生きてきて、見たことも聞いたことも無い。むしろ、「山羊からチーズって作れるんだ」なんて感心したものだ。

ただ、製造元の動物が変わるだけでこんなにもふり幅の大きいチーズの事だ、まだ少ししか知識に触れていないのに、自分の無知さを思い知らせてくれる世界がすぐ近くにあったと思うと、これからもっと色んな物を違う視点から見てみようと思うと同時にチーズの事をもっと知りたくなった。

これは個人的に好きな事もあるし、ワインに関連付けれるからという事もあるのだが、突っ込みを入れながら勉強して記憶を定着させる僕にとって、突っ込みどころが満載なチーズは知識に触れていてかなり楽しかった。

少しづつ知識の枝を広げながら葉っぱや実を付ける事をして大きな知識の木を育てたいものである。