民のしずく

利便性のあるヒモを目指して活動しています。

初品種

個人的な事になるが、富山での生活も終わりになる。過去のトラウマに、近いものがあり飲食店で働く事が、怖くもあったが今回の旅館のレストランの仕事で見事克服する事が出来た。もう五年も前にワインバーで働いていた時に、さんざん怒られ否定され続けた結果、僕には飲食店は無理なんだ、と思い込まされてしまったのだと思う。

だが、実際にもう一度働いてみたら、楽しいものもあるし、次も飲食店で働きたいと思っている。人との出会いもあるし、僕が作ったわけではないが、提供した料理や、おススメしたものを「美味しい」と言って食べてくれるのは、こちらにも達成感があり、かなりいい気持な仕事が出来る物だ。

次の仕事は、やはり知識の面も考慮して過去の自分に、リベンジするべくワインバーで働きたいと思っている。というのも、世間的には高貴なイメージのあるワインだが、もっと身近なものであってもいいと思うのだ。だからこそ、素人の様な人間でも、語ってもいいと思うのだ。

僕は、知識を語りたい訳ではないが、中身の構成などを知って飲むのと、しらずに飲むのでは、かなり味の感じ方が変わってくると思っている。これは、料理にもあることだと思うのだが、何のだしが効いているのかを聞かされると、その素材の味が明確に伝わってくることがある。

知識を語るのは、あまり好きではないのだが、味を変えて美味しく飲んで貰うためには、最低限の知識は必要になってくるだろう。いつか来る、パートナーの人に料理とお酒を提供する時の為に、まずは自分の知識を高めていこうと思い行動を始める。

今日から一品種知識に触れ始めたのだが、今日の品種はカベルネ・ソーヴィニヨンという物だ。赤ワインの中ではかなり、メジャーな品種であり、結構耳にする品種だと思う。香りはかなり深い香りで、熟成させる事で濃厚な味わいのワインを作ることが出来る物だ。

単品で使われる事もあるが、基本的には違う品種とブレンドされる事が多い品種でもある。

書いてみると、いかにも初心者からのスタートの様だが、これを毎日積み重ねていけば、何とか知識を付ける事は、出来るだろう。書くことでアウトプットになるし、忘れてくれれば想起するチャンスが来る。さらに思い出せなければ復習し、思い出す事の出来なかった悔しさから、もっと根強く知識が身につくことになると思う。

今回の品種はメインは、ボルドーメドック地区の物になるので、明日も続けてボルドーの品種に触れられればいいなと思う。