民のしずく

利便性のあるヒモを目指して活動しています。

ラングドックとローヌ川

昨日は、初めてドラマでは無くて漫画での神の雫を読んでみたのだが、一度前にワインにあまり興味を持たない状態で読んだ時には、何も内容が入ってこなかったのに、全てを理解や、定着させることは出来ない物の、ストーリーや大まかな事は、するすると頭の中に入っていく感覚を感じる事が出来た。

これまたワインが飲みたくなる様な、漫画なので仕事の休憩中などに読んでいると、かなり危険なのだが、一回目に読んでいく中で、大まかなワインの歴史や不思議なポイント等をオーバービューすることができれば、良しとしようと思う。

身軽に、行動に起こせるようにそれなりに断捨離や、ミニマリストの生き方を見習って物を減らしたり本は、実用書しか手元に置かないようにしていたのだが、神の雫だけに関して言うなら、何回も本が擦り切れるまで、読んででも細かい部分も勉強したいような漫画だと、確信を持てたので、揃えて見ようと思う。

やはり、ストーリーに沿って知識に触れると、これまで分かりにくかった部分も、なんとなくというか、かなり分かりやすく感じれたのは、昨日一番の発見である。おかげさまで品種だけでなく、そろそろ地域や気候、土壌などの知識についても掘り下げて見たいと思う様になった。

少し前に、ワインの事を軽く知っているくらいの友達と話をしていた時、僕は割かし品種で選ぶ癖があるのだが、その友達は近くを流れている川で選ぶという、選び方をしていると聞いて驚いた。

ローヌ川の近くで、造られるワインは~」なんて話されたのだが、品種以外何も知らない僕からすれば何をいっているのか全く分からなかったが、それでもワインに興味を持っている分長い時間聞いていても全く苦のない、面白い話だった。

だからこそ、ステップアップする為にも品種以外の事に触れなくてはと、焦っていたのだが地域や土壌のことなど難しいものだとばかりに思い込んでいたのだが、触れてみるやはり面白いものがあった。

まだ触りだけになってしまうが、今日はラングドックという地域で生産されるワインについて調べてみたのだ。一度は聞いたことのある名前なのだが、何処の国のどんな地域なのか等疑問に思ったことも無かった。だがフランスの中で、かなりコスパの優れたワインを生産する地域として、有名であり色んな品種の製造も行っている地域なのだ。

さらには、オーガニックワインの為の有機栽培も行っている地域でありながら、ラングドックで生産されるワインは、かなりコスパが優れている物でもある。

という知識に触れた時、一つの地区だけで、しかもさわりの知識だけでここまでストーリー性や特徴があるのかと思うと、これから深入りしていく世界の底知れなさを感じた。だが、これは嫌悪感を生むような事ではなく、いくら勉強してもしても尽きない歴史の量と、深さがあるというワクワクに近い物だった。

これからは、自分の疑問点も解消して行きながら少しづつ知識の土台を薄く広げていこうと思う。そして広げた薄い土台の上に、もっと大きな知識を乗せていく事で厚みを帯びた情報の発信をしていく事ができたらいいなと思う。